マルベリーボーイズ
ドナ・ジョー・ ナポリ ( Donna Jo Napoli ) 著
相山 夏奏 訳
偕成社 (2009/10)
〈 ある朝、ぼくはイタリアのナポリから新天地アメリカへ旅立った。
たどりついたのは、イタリア移民がくらすマルベリーストリート。
ひとりぼっちのぼくが持っていたのは、ぴかぴかの靴だけだった。
19世紀末、ニューヨーク最大のスラム街を舞台にみずからの知恵と勇気で未来をきりひらく、ユダヤ人少年の物語。
シドニー・テイラー賞オナーペアレンツ・チョイス銀賞受賞作品。〉
アメリカ移民の過酷な話は時折読んだこともあるが
「ぼく」一人称で描かれている児童書はリアルで読みごたえがあった
残酷な場面もいっぱい
でも彼は 「信頼」することによって仲間を増やし アメリカに根付いていく
たった9歳で母親に捨てられ 密航した少年が まさに命がけで生きていく
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≪ 新天地 恐怖と夢を 織り交ぜて ≫